Alma Materは早慶附属合格率100%!
(うち1名は早稲田佐賀のみ合格)
そんなAlma Materが今回は早稲田実業学校高等部の傾向と対策について公開します!
リスニングが約20点を占めるが、普段の単語帳の勉強の際に必ず付属されているCDを聴く、模試のリスニングの復習をするということを徹底し、受験直前にリスニング単体の練習に貴重な受験勉強の時間を奪われないようにすること。
文法の独立問題も出題されるが、高校初級レベルまでの文法事項はトップレベルでは当たり前に必要な知識であるため、中学2年生などの早い段階で完璧にすること。また、長文では物語文・説明文は当然ながら、自伝・エッセイ・伝記などの様々なジャンルから1000語程度の長文が出題され、その文章全体からの内容把握が求められるため、普段から長い文章を積極的に精読することが必要になる。そのためには、普段の問題集から自分で和訳を作り、文章全体を理解する能力をつけること。さらに、その和文全訳をして満足するのではなく、添削してもらい、フィードバックをもらえる塾の環境にいるといい。
直近13年間で11年間国語と英語に比べて平均点が一番低い科目となっている。直近13年間で10年間は平均点が40点台となっている。60点台が一般的な中、同じ偏差値帯に比べて難易度が高いということになる。難易度が高い理由は、単純に問題が難しいことに加えて、解き方が分かってもそこからの計算量が膨大なためと考えられる。
特徴として、2019年より、1、2問論証問題が出題されるようになったが、基本的に答えのみ解ければよい形式である。だが、ほぼすべての併願校で、記述力が求められることからも入試問題の途中の答案の採点を早い学年のうちからしてもらうと差を付けられるようになる。
また、2021年で解の公式を使わずに二次方程式を解くように求められた問題は、平方完成という大学受験の知識が小問集合で求められた。このような問題に代表されるように、大学入試改革の影響で通常の高校受験対策では対策できない問題が特に去年から増え始めているが、そのために大学入試の教材をやる余裕はなかなかないと考えられるため、別途学習塾で対策プリントを用意してもらうとともに、普段の問題から別解の学習を同時にしておくと、効率よく受験対策をすることができる。問題集で対策することが難しいフィボナッチ数列やベン図などの単元は、1990年代の倍率が10倍近かった時代から、商業科の入試も含めて、過去問には度々出題されているので、昔の時代の過去問ももらえる環境にある受験生はそれも使い方次第では良い対策となる。入試問題を作成されているI先生は、高田馬場に校舎があった時代、男子校の時代から問題を作られていて、昔から数学の本質を問う出題傾向が一貫している。早慶附属高の図形問題の中でも特に難しい問題を出題されているが、ここ数年でも「図形の問題をもっと難しくしたい昔の方が良かった。」と、授業中に嘆かれていることを考えると、さらに難易度の高い問題の対策をしておくと安心である。特に、合格ラインが高いことの多い女子や図形の苦手な男子の中で、昔の過去問の在庫がない学習塾に通っている場合は、開成の数学の問題を作られている先生と考えも似ているため、そちらの過去問で対策しておくと良い。
差が付きにくい国語で差をつけるには?
古文:古文の知識の暗記、
全文和訳の練習をすべし
文章の内容自体は平易だが、設問では古文単語の意味や用法が正確に暗記できていないと正しい答えを導き出すことができない。古文の出題をしている先生は、知識があれば現代語訳ができ、設問も解けるとおっしゃっているので、中学1年生のときから指導される基本的なことではあるが、文法や古典単語の知識を積み重ねることをすれば古文でしっかり得点できる。また、2020年度を除き近年は毎年文学史が出題されているため、受験期になって焦らないよう受験を検討しているのであれば早めに知識を完成させておこう。
桜蔭で教鞭を取っていた先生でもあるので、奥の細道や宇治拾遺物語、古今著聞集、今昔物語集、十訓抄、枕草子など大学入試でよく出題される有名な作品は、問題集で出会ったタイミングで設問に関係なく、全訳をし、通っている塾で添削を受けよう。特に、古今著聞集は2014年までのわずか6年の間に4回も出題されており、かなり出題頻度が高いため、時間がなくてもこれだけは必ずやっておこう。
現代文:数十年前の文章も入っている問題集を使用すべし
本番の文章は数十年前のものが出題されていることもあるため、最近のものがまとめてある問題集を使っていると時代背景が分からずに読むのに時間がかかってしまうことがある。昔の作品もバランスよく取り入れてある問題集で練習しておこう。
また、早稲田実業は小説、論説文、古文の3つの大問構成であり、バランスよく出題されるため苦手分野を作ってはいけない。系列の早大学院は論説文2題に古文1題、早大本庄は現代文2題の構成であるで、早稲田実業の対策をしておくと他校の対策もでき、効率が良いだろう。
早慶合格率100%!
AlmaMaterの詳しい合格実績はこちらから↓
所在地
〒112-0014
東京都文京区関口1丁目19-2 第2弥助ビル4F
池袋駅より3駅7分、飯田橋駅より1駅3分
東京メトロ有楽町線江戸川橋駅より徒歩1分です。
文京区・新宿区・豊島区・千代田区を中心に、バスや電車を利用される方が多いです。
*駅からお越しの方
東京メトロ江戸川橋駅4番出口より徒歩約1分。
*入口案内
ビル名は"第二弥助ビル"で、一階には萬福餃子房があります。
エレベーターで4Fまでお上がりください。
受付時間
月曜日〜水曜日・金曜日 15:15~21:15
土曜日・日曜日 14:00~20:00
木曜日・祝日 休業日
自習室開放時間
月曜日~水曜日・金曜日 15:15~21:15
土曜日・日曜日 14:00~20:00
木曜日・祝日 休業日
電話番号
03-6265-0669
LINEアカウント
@302lpztg